ジャズをやり始めの頃によくやりがちなスウィングの叩き方と、もう少し進んだ心地よいスウィングの違いを少し説明してみようと思います。
今回はハイハットでやってみます。
(譜面)

チーチッキチーチッキっていうやつです。
まずは初心者がよくやってしまうビート
ダメだというわけではないのですが、チーチッキ毎に毎回仕切り直してしまって先に進む推進力が少なく感じます。
次はもっと滑らかなビート
違いがわかりましたでしょうか。
下のビートは上よりも前に進む感じがします。
決定的な違いはハイハットオープンのタイミングにあります。
上のビートは1拍目と3拍目にオープンしています。
チーチッキの“チー“の部分です。
下のビートはそれよりも前にオープンしています。
チーチッキの“キ“の部分です。
このように、ハイハットをオープンにするタイミングを変えるだけで、格段にスウィンギーなビートに早変わりするので、是非試してみてください。
実はこのチーチッキの”キ”の場所がスウィングにおける核となる要素なのですが、また詳しくはレッスンで!